ファクタリングの口コミは悪い?やばいと言われる原因や安全性を解説
ファクタリングは近年、中小企業を中心に多くの事業者に利用され始めたサービスです。
売掛債権を支払期日前に現金化でき、審査時間が早く、比較的利用しやすいサービスと言えます。
良い口コミがある一方で、ファクタリングの仕組みや業者に対する悪い口コミがあるのも事実です。
この記事では、ファクタリングに関する良い口コミや悪い口コミに加えて、やばいと言われる原因と安全性を解説します。
ファクタリング利用を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
ファクタリングの良い口コミ
ファクタリングには、下記のような良い口コミがあります。
・他の資金調達方法より入金が早い
・審査に通りやすい
・売掛金の回収サイクルを短くできた
・売掛先にバレずに利用できた
ひとつずつ見ていきましょう。
他の資金調達方法より入金が早い
ファクタリングは入金スピードに大きな強みを持つサービスです。
銀行から融資を受ける場合、さまざまな書類を準備し、返済計画を担当者へ説明したうえで審査を受けます。
申し込みから実際に融資を受けられるまで1カ月ほどかかる場合も珍しくありません。
クラウドファンディングで資金調達する場合、プロジェクトの公開は約1カ月ほどですが、事前準備を含めると3ヶ月以上かかるケースが一般的です。
一方で、ファクタリングの場合、申し込みしたその日に手元に資金を確保することが可能です。
他の資金調達方法に比べて圧倒的に入金が早い点は、ファクタリング利用者の口コミで多い内容と言えます。
審査に通りやすい
審査の通りやすさも、ファクタリングの良い口コミとして多く記載してあります。
ファクタリングは利用者の経済状況よりも、売掛金を支払う売掛先の経済状況ならびに信用力を重要視する仕組みです。
融資の場合、赤字経営や債務超過など、返済能力が低いとまず審査に通りません。
一方で、ファクタリングの場合は、利用者の経済状況が悪くても十分に審査に通過する可能性があります。
実際、審査通過率が90%を超えるファクタリング会社も存在します。
信用情報を傷つける心配もいりませんので、将来的に融資を考えている方への悪影響がないのもファクタリングに対する良い口コミが多い理由と言えるでしょう。
売掛金の回収サイクルを短くできた
売掛金の回収サイクルを大幅に短くできるのもファクタリングの特徴です。
通常、30〜60日後に売掛先から代金を支払ってもらう契約を結んでいる企業が多いでしょう。
建設業界や医療業界では、報酬を受け取るまで2か月以上かかる場合もあります。
そこで、ファクタリングを利用すれば、売掛金の回収を最短当日~1週間にまで縮められますので、回収までの資金繰りが改善できます。
ファクタリング利用者は、資金繰り改善を目的にしている場合が多く、売掛金の回収サイクルを短くできた体験が良い口コミにつながっていると言えるでしょう。
売掛先にバレずに利用できた
ファクタリング利用を売掛先にバレたくない事業者も少なくありません。
資金繰りが悪化した状況での利用が多いため、売掛先にファクタリング利用を知られると今後の取引を心配される可能性があります。
その結果、取引を中止されたり、受注が少なくなったりと、ファクタリング利用が悪影響を及ぼすことが懸念されがちです。
3社間ファクタリングの場合、売掛先の同意が必要ですが、2社間ファクタリングの場合は不要です。
売掛先にバレずにファクタリングで資金を確保したい方は、2社間ファクタリングを利用する傾向にあります。
その結果、取引への影響がなかったことが、ファクタリングを利用して良かったという口コミになります。
ファクタリングの悪い口コミ
良い口コミがあるファクタリングですが、反対に下記のような悪い口コミも存在します。
・手数料の負担が大きく感じる
・利用できると思っていたが審査に落ちた
・担当者の態度が悪かった
順に紹介します。
手数料の負担が大きく感じる
ファクタリングの手数料が融資の金利に比べて割高です。
融資では、上限金利が20%までと法律で定められていますが、ファクタリングには決まりがありません。
したがって、各ファクタリング会社で設定している手数料は異なります。
2社間ファクタリングで10〜20%、3社間ファクタリングで1〜9%が手数料の相場となり、年利に換算すると12%〜240%になります。
ファクタリングで想定より手数料を差し引かれたことに対する不満の口コミもなかにはあるのです。
利用できると思っていたが審査に落ちた
審査基準が甘く、比較的利用しやすいファクタリングですが、必ずしも利用できるわけではありません。
資金不足の状態で、利用しやすいと聞いていたファクタリングで審査に落ちてしまったために、不満の口コミを記載する人も少なからずいるでしょう。
ファクタリングの審査に落ちる主な原因は、売掛先の信用力が低かったり、売掛金の回収が難しいと判断されたりした場合です。
ファクタリングの初回取引では、特に期待しすぎると想像と違った結果になるかもしれません。
担当者の態度が悪かった
ファクタリングを申し込んだが、担当者の態度が悪かったという口コミもあります。
オンライン上ですべての手続きができるファクタリングサービスもあり、申し込み後は電話もしくはメールで担当者とやり取りをおこないます。
ファクタリングを申し込んだ理由を聞かれたり、必要書類の提出を促されたりするのが一般的ですが、利用者のなかには担当者の対応に不満を抱く方もいるかもしれません。
不明な点を質問したら雑な回答をされた方や、いきなりため口で説明された方もおり、その結果、悪い口コミになってしまうのです。
ファクタリングってやばいサービスなの?
ファクタリングをやばいサービスだと誤認する方も少なからずいるでしょう。
ファクタリングは経済産業省が売掛債権の有効的な活用方法として、推奨するほど安全なサービスです。
やばいサービスと誤認される主な原因は、違法業者による一部の事件や、不透明な仕組みと言えます。
まだ日本ではあまり認知されていない資金調達方法ですので、仕組みを理解していない方も多いはずです。
そのため、売掛債権の売却は違法ではないのか、と懸念される方もいるでしょう。
また、一部の違法業者が起こした事件をきっかけにファクタリングの存在を知った方にも悪い印象を抱かせてしまっているのも事実です。
ファクタリングで重要なのは、安心して利用できる信頼できる業者選びです。
口コミだけじゃない!ファクタリング会社の選び方
口コミはファクタリング会社を選ぶ際の判断材料になり得ますが、あくまで参考程度にするべきでしょう。
なぜなら、ネットの口コミは匿名で記載できますので、事実と異なる内容である可能性があるためです。
口コミ以外にも、下記のポイントをもとに信頼できるファクタリング会社を選びましょう。
・実績を確認する
・審査通過率を確認する
・担当者の対応を伺う
それでは、失敗しないファクタリング会社の選び方を紹介します。
実績を確認する
利用者が多く、ある程度の運営実績があるファクタリング会社を選びましょう。
実績が豊富なほど、安心して利用できる業者と言えます。
逆に実績が不明であったり、ファクタリング運営が浅い業者であったりすると、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
一概には言えないものの、やはりある程度の実績があるファクタリング会社の方が安心できるのは事実でしょう。
公式サイトをもとに、利用者数や運営年数などを確認してみてください。
審査通過率を確認する
審査通過率を確認するのも大切です。
一刻も早く資金が欲しい方や、できるだけ手続きに時間をかけたくない方はなるべく審査通過率が高いファクタリング会社を選びましょう。
ファクタリングでは、9割以上の申込者が審査に通っているケースも珍しくありません。
したがって、審査通過率が高いファクタリング会社であっても、怪しい業者ではないので安心してください。
ただし、利用者の負担を軽くするために分割払いに対応している業者や、審査なしで利用できる業者には十分に注意してください。
ファクタリングを偽る違法業者である可能性が高く、のちのち大きなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
担当者の対応を伺う
信頼できるファクタリング会社ほど、担当者が丁寧に接しています。
担当者の対応は口コミにつながりやすく、会社の信頼に大きく影響します。
優良なファクタリング会社ほど、利用者に信頼してもらう取り組みをおこなっており、口コミを意識して運営しているでしょう。
なぜなら、口コミを見て利用するかどうかを決める人が多いので、悪い口コミを極力避けたい考えがあるためです。
もし、担当者の対応が悪い場合、口コミを意識していないファクタリング会社である可能性が高いと言えます。
利用者をカネとしか見ていないことが考えられますので、不利な条件での契約を結ばされる可能性があります。
担当者がどれだけ丁寧に接してくれるかも、ファクタリングを利用するうえでは大切な判断材料です。
ファクタリングを利用する際の注意点
最後にファクタリングを利用する際の注意点を紹介します。
・過度に利用しない
・二重譲渡をしない
・審査後にしか手数料が分からない
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
過度に利用しない
ファクタリングは短期間での利用に向いているサービスです。
気軽に資金調達できる仕組み上、頻繁に利用しがちですが、計画性が必要です。
手数料が割高で、本来受け取れるはずの金額より少ない売掛金を現金化しますので、過度に利用すると資金繰りが悪化する恐れがあります。
資金繰り改善を目的にファクタリングを利用したものの、資金繰りが悪化してしまうと、本末転倒ですので計画的に利用するようにしましょう。
二重譲渡をしない
二重譲渡とは、同じ売掛債権を複数のファクタリング会社へ売却する行為を指します。
存在しない売掛債権をファクタリング会社へ売却し、現金を得る行為は詐欺罪に該当します。
違法行為が発覚すると、ファクタリング会社から訴訟を受け、裁判に発展しますので詐欺行為はおこなわないようにしましょう。
ファクタリングが利用できなくなるだけでなく、他の取引相手にまで知られますので、社会的信用度を失う恐れがあります。
ファクタリング会社から多額の賠償金を請求される可能性も十分にありますので、健全に利用するよう心掛けましょう。
審査後にしか手数料が分からない
ファクタリングの手数料は、審査後にしか判明しない仕組みです。
各ファクタリング会社のホームページには、手数料率が記載してある場合が多いですが、実際の手数料と異なるケースがあります。
ファクタリングの手数料は、売掛先の信用度や売掛金の回収サイクルなどで決まります。
できるだけ手数料を抑えたい方は、複数のファクタリング会社に申し込み、相見積もりを取ることが大切です。
同じ売掛債権を複数のファクタリング会社に売却するのは違法行為ですが、審査を受けるだけなら問題ありません。
審査結果に納得できなければ、契約を結ぶ前に手続きを終了できますので、まずは申し込んでみるのも良いでしょう。
まとめ:ファクタリングの口コミは参考程度にとどめよう
この記事では、ファクタリングの口コミについて解説しました。
SNS時代とも言われる現在、ファクタリングに関する口コミはさまざまな媒体で見ることが可能です。
他の利用者の体験を知る手段として有効な口コミですが、すべての内容を鵜呑みにしてしまうのは良くありません。
口コミはあくまで参考程度にし、最終的な良し悪しは自身でおこなうことが大切です。
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