【公式】ソレイユのファクタリングサービス

ファクタリング会社は全国各地にオンライン・オフラインを問わずに増えています。
どの会社を利用するのか悩んでいる事業主もいるかと思いますが、契約前に知っておきたいのが複数契約についてです。
複数契約はいくつかのファクタリング会社とファクタリング契約を結ぶことを指しますが、この複数契約自体はそもそも違法ではないのでしょうか。
これからファクタリングをはじめる方に向けて、ファクタリングの複数契約をするとバレるのか、バレると何か問題があるのかを解説します。

ファクタリングの複数契約は違法？

まずはファクタリングの複数契約はバレるとマズいのか、違法行為なのかを解説します。
結論から言うと、1つの売掛債権を複数のファクタリング会社に譲渡するのは、詐欺罪などの違法行為にあたります。
ファクタリングは売掛債権をファクタリング会社が買い取る商売なので、1つの商品に対して複数の買手がつくと、回収できない会社が出てくるため大問題です。
複数契約をしていると分かった上で申込みをした時点で詐欺罪に当たる可能性があるため、契約時には1つの売掛債権に対して1つの会社に申請を行うようにしましょう。

結果として複数契約にならないように注意

ファクタリング会社によっては審査に複数日かかるところもあるため、審査の時間を省略するために、他の会社と並行して審査申込みを行い、どちらの会社も通過すれば条件が良いファクタリング会社と契約をしようと考えている方もいるでしょう。
この場合はまだ取引が成立しておらず、契約を結んでいるわけではないため違法行為ではありません。
ただし、審査の都合上複数会社に申込みをしていることがバレる可能性もあります。
絶対にバレるわけではありませんが、複数会社に申込みをしている時点で不信感を持たれてどちらの会社からもお断りされる可能性もあることを頭に入れておきましょう。

すぐにバレなくてもいずれバレる

審査に通った後にそのままいくつかのファクタリング会社と複数契約を結んで、複数の会社から資金をもらった場合、これは立派な違法行為です。
すぐにはバレることがなくとも、いずれ複数契約はバレるのでやってはいけません。
ファクタリング会社は債権を回収できなくなるリスクを最も恐れているため、少しでもトラブルのタネになるものは即座に訴訟を起こされるケースが多いでしょう。
ファクタリング会社と大きなトラブルになるだけではなく、社会的信用を失墜させないためにも最初からやめておきましょう。

ファクタリングの複数契約がバレる理由は？

ファクタリングの複数契約は違法行為なのでバレると大変なことになります。
ですがそもそもどうしてバレることがあるのか気になる事業主の方も多いでしょう。
ここからは1つの売掛債権を複数契約した際にバレる理由として考えられる原因をいくつかご紹介します。

同じ会社が運営しているファクタリング会社のため

ファクタリング会社はサービスが各地に増えているため、同じ母体会社が複数の名前を使って運営をしているケースも増えています。
サービス内容が会社によって異なるため紛らわしくならないようにあえてまったく別の名前で事業を展開しているわけですが、そのことに気がつかず複数申込みをした段階でバレるケースが多いでしょう。

債権譲渡登記を調べてバレる

ファクタリングは事業主が売掛債権をファクタリング会社に譲渡するため、債権譲渡登記の提示を求められる可能性があります。
こちらは売掛債権を現在誰が持っているか示す登記で、債権譲渡が行われたら必ず記載されるのが特徴です。
債権譲渡登記を行った後は別の会社がファクタリングのために債権譲渡登記をしようとしても当然できませんので、このタイミングで複数契約がバレるケースは少なくありません。
ファクタリング会社によってはそこまで調べないというところもありますが、少しでも不審な部分があるとすぐさま調べられ、大変な事態に陥るため絶対に複数契約をしないようにしましょう。

売掛債権の立て替えを支払えない

ファクタリングの2社間取引の場合は契約後、ファクタリング会社がまずは事業主にお金を立て替える形で資金を支払い、後日売掛先からの支払後に、事業主がファクタリング会社に支払いをする流れで進みます。
そのため売掛債権を別のファクタリング会社に支払っていたら、自分がまたどこかからお金を調達してこないことには立て替え分を弁済することができないのです。
その結果売掛債権の複数契約が結ばれていたことが露呈し、2度とその会社を使えなくなるケースもあります。
この場合はファクタリング会社の立て替え分を期日までに別途弁済できれば、複数契約がバレることなく穏便に終わるケースもありますが、違法行為をしていることに変わりはありません。
危険な橋を渡ることがないように、1つの売掛債権には必ず1つのファクタリング会社と契約をするようにしましょう。

複数契約がバレるとどうなる？

ファクタリングの複数契約がバレると違法行為にあたり、詐欺罪に問われる可能性があります。
また訴えられなかったとしても、2度とそのファクタリング会社とは契約を結べなくなるというデメリットがあるため、複数契約に利点はありません。
悪質な会社の場合は、訴えない代わりに高額な違約金の支払いを求められることもあるため、バレるバレないの問題ではなく、最初から危ない橋を渡らない方が賢明です。

他のファクタリングであれば複数契約を結べる

売掛債権を複数持っている事業主の場合、1つはＡ会社に、１つはＢ会社に売りたいと考えているケースもあるでしょう。
この場合は複数契約には該当せず、それぞれの会社と取引を結んでいる扱いになるため、バレることがあってもまったく問題ありません。
ファクタリングの内容によっては別々の会社に売掛債権を売った方がお得に買取りしてもらえるケースもあるため、下記のケースに当てはまる場合は複数契約を結ぶことも視野に入れましょう。

別の業種の売掛債権を持っている

複数の事業を展開しており、まったく別の業種の売掛債権を持っている場合は、ファクタリング会社を分けた方がお得になる可能性があります。
例えば医療系統の売掛債権、建築関係の売掛債権に特化しているファクタリング会社の場合、手数料が安くお得に買い取ってもらえる会社もあるので、特定の職種に該当する売掛債権を持っている場合、一部の売掛債権は別会社と契約を結んだ方が買取価格が高くなるでしょう。
業種によっておすすめのファクタリング会社も異なるため、まずは自分が持っている売掛債権の業種に特化したファクタリング会社がないか調べてみてください。

金額によって手数料が変わる会社も

ファクタリング会社によっては買取金額が高ければ高いほど、手数料を安く設定しているファクタリング会社もあります。
反対にどんな買取価格でも一律で手数料を設定しているファクタリング会社もありますので、せっかく高い売掛債権を持っている場合は、金額が高いと優遇されるタイプの会社と取引をするといいでしょう。
ただし、売掛債権を高く買取する（手数料が低め）の会社の場合は審査が厳しくなる可能性もあるため、別の売掛債権と並行して他の会社に申し込むとバレる可能性があります。
この場合はバレるとしても特に大事にはならないですが、審査から落とされる可能性もありますので、審査通過率を上げるために、先にお得な買取をしているファクタリング会社から申込みを行い、終わってから手数料が高めのファクタリング会社に申込みをした方が無難です。

複数会社とのやりとり自体がタブーな会社もあるので注意

別の売掛債権を他のファクタリング会社に買い取りしてもらうこと自体はまったくもって違法行為ではありません。
ですがファクタリング会社によっては、他の会社と取引をしている顧客はできれば、トラブルを避けるためにも審査に通さないと考えているところもあります。
だからこそ事業主は、他の会社と取引をしているかどうかなど聞かれない限りは、自分から取引をしている旨を伝えない方が賢明です。
もしも聞かれたら正直に答える必要がありますが、その場合はなぜ他の会社とも取引をしているのにその会社にも申込みをしたのか、理由をしっかり伝えましょう。
例えば、今まで利用していた会社よりも手数料が低いので審査に通れば移行したいと考えているなど、利用することで利点があると考えたため並行して利用している旨を伝えると無難です。

信頼できるファクタリング会社を探すコツ

複数契約を結ばずに済むように、ファクタリング取引は信頼できる会社1箇所を探すのがベストです。
ファクタリング会社によっては取引回数に応じて手数料が安くなったり、取引金額が増えるごとにサービスが増えるなど特典をつけているところもあります。
複数会社と取引をしていると、どの会社がどんな契約内容だったか混乱するなど、ちょっとしたトラブルに繫がる可能性もあるので、口コミなどをチェックして評価を確認しましょう。
また、振り込みまでにどのくらいの期間がかかるのか、審査に必要な書類はどんなものがあるのかなど、細かい部分もチェックすると審査がスムーズです。
はじめてファクタリングを利用する場合はとくに、トラブルを避けるためにも公式HPなども入念にチェックした上で審査に臨みましょう。

ファクタリングを複数契約するとバレるかのまとめ

1つの売掛債権に対してファクタリングで複数契約を結ぶことは違法行為となり、バレる可能性も高いのが現状です。
バレるかバレないかではなく、今後の事業主としての信用問題に発展するため、1つの売掛債権に対して複数契約は絶対に結んではいけません。
資金調達をよりお得にしたいと考えて魔が差すことがないように、資金調達は余裕をもって行うことをおすすめします。
同じ売掛債権の複数契約は禁止ですが、別の売掛債権をお持ちの場合、並行して別の会社と取引をすることは問題ないため、できるだけお得なファクタリング会社を選択して審査を申し込むといいでしょう。