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ファクタリングとは?仕組み・種類・メリット・利用上の注意点などを解説

ファクタリングを利用するときは、サービスの仕組みが気になるのではないでしょうか。
ファクタリングはどのような仕組みで資金調達するのでしょう。
借り入れのような取り立てや返済はあるのでしょうか。
仕組みを理解しないとやはり「利用は不安だ」と感じてしまうことでしょう。

ファクタリングの仕組みやタイプ、メリット、デメリット、利用の流れなど基本的なポイントを解説します。
ファクタリングの仕組みを知りたい方は、まずはこの記事で基本的な知識を知っていただければと思います。

ファクタリングとは?資金調達の仕組み

ファクタリングとは債権を使った資金調達方法です。
金融機関の融資やローンによる資金調達は、お金を借りて返済するという仕組みになっています。
ファクタリングも似たような仕組みだと勘違いする方もいらっしゃいますが、ファクタリングはそもそも融資やローンのような借り入れ(借金)ではありません。
したがって、融資やローンのような取り立てや返済もありません。
ファクタリングは債権の売買です。
まずはファクタリングの基本的な仕組みと利用例について、融資などと比較しながら簡単にお話しします。

ファクタリングとは

ファクタリングとは、債権を譲渡・売却することで資金化するサービスになります。
資金調達したい場合、融資やローンだと「お金を借りる」ことになります。
つまり、負債(借金)です。対してファクタリングの仕組みは債権の「譲渡・売却」になります。
借り入れではなく「売る(譲り渡す)」のです。
ファクタリング会社と債権を売却・譲渡することで資金調達する仕組みこそがファクタリングになります。

資金調達の仕組み

会社Aが資金繰りのために100万円資金調達したいと考えていました。
会社Aには取引先との間に売掛金(債権)が150万円分あります。
会社Aはファクタリング会社に150万円の債権の資金化を申し入れました。
ファクタリング会社は会社Aの売掛債権を買い、手数料を差し引いた売却金をA会社に振り込みました。

シンプルな例ですが、これがファクタリングを使った資金調達の具体的な仕組みになります。

ファクタリングのタイプごとの仕組み

ファクタリングは 会社や個人事業主、フリーランス、NPO法人など幅広い組織・事業者の資金調達に使われています。また、ファクタリングには大きく分けて4つのタイプがあり、資金調達時のニーズに合わせて使い分けられています。

・買取型ファクタリング
・保証型ファクタリング
・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング

4つのファクタリングタイプごとの仕組みや特徴、メリット、デメリットなどを順番に説明します。

買取型ファクタリングの仕組み

買取型ファクタリング とは、ファクタリング会社に債権を譲渡・売却することで資金化するタイプのサービスになります。
資金調達の際によく使われる最も一般的なタイプが買取型ファクタリングです。
通常「ファクタリング」という言葉を使ったら、この買取型を指すと考えて差し支えありません。

保証型ファクタリングの仕組み

保証型ファクタリング とは、会社や取引のリスク対策のために使われるタイプのファクタリングです。
保証型ファクタリングは資金調達を主な目的としている買取型とは仕組みが違っています。
保証型ファクタリングはまずファクタリング会社と契約して保証金を差し入れます。
その後に取引先の倒産などで債権の回収が困難になったときは、ファクタリング会社から保証金が支払われるという仕組みです。

取引先の倒産など「もしものとき」のリスク対策・ダメージを軽減するための対策としてよく使われているのが保証型ファクタリングになります。

2社間ファクタリングの仕組み

買取型ファクタリングはさらに2つのタイプに分かれます。
買取型ファクタリングの2つのタイプのうちのひとつが2社間ファクタリングと呼ばれるタイプ・仕組みです。
2社間ファクタリングとは2社(者)で債権の譲渡・売却を進める仕組みになっています。
2社間ファクタリングでは会社や個人事業主などの申込者とファクタリング会社の2社で協力して手続きを進め、債権の売買を行うのが特徴です。

2社間ファクタリングは申込者とファクタリング会社だけで手続きを進めますから、債権の資金化まで迅速に完了します。
資金化までのスピードは会社によって異なりますが、早い会社の場合は最短即日で対応してくれることもあります。

また、2社間ファクタリングは債権の譲渡・売却に申込者とファクタリング会社しか関与しないため、取引先に資金調達・債権の売買を知られずに済む点がメリットです。

ただ、2社間ファクタリングには取引先が関与しないため、後から債権トラブルになるリスクがあります。
ファクタリング会社はリスクを考慮してやや高めの手数料を設定していますので、注意してください。
手数料設定が高めになっていることが2社間ファクタリングのデメリットだと言えるでしょう。

3社間ファクタリングの仕組み

買取型ファクタリングのもうひとつのタイプ・仕組みが3社間ファクタリングです。
3社間ファクタリングは申込者と取引先、ファクタリング会社の3社(者)で債権の譲渡・売却手続きを進めます。
2社間ファクタリングと違うのは取引先も関与するという点です。
2社間ファクタリングより手続きの登場人物が増えるため「3社(3者)」という名前で呼ばれているわけです。

3社間ファクタリングには取引先も関与するため、資金調達・債権の売買を知られてしまいます。
また、手続きの登場人物が増えてしまったために、債権の資金化まで時間がかかってしまうのが難点です。
3社間ファクタリングは債権の譲渡・売却完了まで2週間ほど期間 がかかります。

ただ、3社間ファクタリングは取引先の承諾を得て手続きを進める仕組みになっているため、債権トラブルも低くなります。
その分だけファクタリングの手数料も低くなっている点がメリットです。

ファクタリングの仕組みを利用するメリット

ファクタリングの仕組みを利用して資金調達するメリットは6つ あります。

・融資などのような借り入れではないため、負債を増やさず資金調達できる
・ファクタリングを利用する際に保証人や担保は必要ない
・特に2社間ファクタリングは迅速に資金調達が完了する
・会社や個人事業主、フリーランス、NPO法人など幅広い組織や事業者が利用できる
・融資などを断られるような赤字、債務超過、経営不安定、税金滞納の際も使える
・取引先の倒産などで債権を回収できないときのリスク、ダメージはファクタリング会社側が負う

ファクタリングの仕組みを利用するデメリット

ファクタリ ングの仕組みを利用して資金調達することには2つのデメリットがあります。

・債権を資金化するためには手数料がかかる
・手数料などで受け取れるはずだった債権額が減ってしまう

100万円の売掛金を持っている場合、取引先の支払い日まで待てば債権額100万円を受け取れます。

支払い日の前に債権をファクタリングの仕組みで譲渡・売却すると手数料などが割り引かれてしまうため、本来支払いを受けるはずだった金額より受取額が減ってしまいます。

ファクタリングの仕組みを利用して資金調達する際は注意したいデメリットです。

ファクタリングの仕組みが向くケース

ファクタリン グの仕組みを使って資金調達が向いているのは次のようなケースです。

・赤字や債務超過、税金滞納などで融資の利用が難しいケース
・負債を増やしたくないケース
・ビジネスチャンスや事業拡大で資金が必要になったケース
・債権の支払い日まで長く資金繰りが苦しいケース
・取引先や債権に不安を感じており、早めに債権を手放してお金にしたいケース
・複数の債権を管理しており、管理の事務負担があるケース

ファクタリングは借り入れではないため、債務を増やしたいときに向く方法です。
急に資金が必要なときや、融資の利用を断られるようなケースにもファクタリングが向いています。

ファクタリングの仕組みは借り入れではなく債権の売却・譲渡です。
そのため、融資の審査とは審査内容が異なり、重視されるポイントが違っているのです。

融資では審査落ちするような赤字や債務超過、税金を滞納しているようなケースでも、ファクタリングなら利用可能になっています。

買取型・保証型ファクタリングの仕組みで注意すべきポイント

ファクタリング の仕組みを利用する際は注意したいポイントがあります。
注意点について買取型ファクタリングと保証型ファクタリングに分けて説明します。

買取型ファクタリングの仕組みの注意点

買取型ファクタリングを利用したくても会社側から断られることがあります。
利用を断られる可能性が高いのは次のようなケースです。

・売却したい債権が不良債権である
・ファクタリング会社の利用条件に該当しない

ファクタリング会社に債権を買ってもらいたくても、その債権に価値がなければ買取対象外になります。
不良債権などは買ってもらえませんので注意してください。
また、ファクタリング会社はそれぞれ「債権額〇万円から」「フリーランス利用不可」など利用条件を提示しています。
利用条件に合致していないファクタリング会社は原則的に使えません。

保証型ファクタリングの仕組みの注意点

保証型ファクタリングを使う際は買取型ファクタリングとの違いに注意が必要です。
買取型ファクタリングは迅速に債権を売る仕組みになっていますが、保証型ファクタリングは取引先の倒産など債権の回収が困難になってはじめてお金が支払われる仕組みです。
急いで資金調達したいときは保証型ファクタリングの利用はおすすめしません。

ファクタリングの仕組みを利用する際の手数料相場

ファクタリングの仕組みを使って資金調達する際は手数料がかかります。手数料の相場は2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで違っています。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの手数料相場は次の通りです。

・2社間ファクタリング / 5%~20%
・3社間ファクタリング / 1%~9%

ファクタリングの申し込みから資金化までの仕組み

ファクタリングの仕組みで資金調達する際は、まずは利用するファクタリング会社を選びます。
ファクタリング会社を選んだ後は手続きと必要書類の提出を行うという流れです。
流れと必要書類についてもう少し詳しく説明します。

ファクタリング手続きの流れ

ファクタリング 会社を選んだら、利用先のファクタリング会社への申し込みを行います。
申し込み後に必要書類を提出したら会社側が審査を行います。
ファクタリングの審査が完了したら、会社側から買取の条件などが提示されるという流れが基本です。

・ファクタリング会社を選ぶ
・ファクタリング会社に申し込む
・ファクタリング会社に必要書類を提出する
・ファクタリング会社が申し込みの内容で審査を実施する
・審査にパスしたら債権の買取条件が提示される
・提示された条件で契約を結び債権を売買する

一連の手続きが完了したら、債権の売却金が口座に振り込まれるという仕組み・流れになっています。
3社間ファクタリングは取引先が関与するため、流れはもう少し複雑になります。ただ、基本的な流れについてはほぼ同じです。

ファクタリング手続きで必要になる書類

ファクタリングの仕組 みを利用して資金調達する際は、利用するファクタリング会社によって必要書類が違ってきます。
必要書類が少ないファクタリング会社もあれば、多いファクタリング会社もあります。
ファクタリングの仕組み・手続きで必要になるのは主に次のような書類です。

・本人確認書類
・印鑑証明書
・入金を確認できる通帳
・取引先との契約書や請求書   など

必要書類については利用を検討しているファクタリング会社に忘れずに確認しておきましょう。

ファクタリングとは?仕組み・種類・メリット・利用上の注意点などのまとめ

ファクタリングは債権の譲渡・売却により資金化することで資金調達するという仕組みになっています。
あくまで債権の譲渡・売却であるという点で借り入れ(負債)である融資やローンとは仕組みが違っています。

ファクタリングの仕組みをしっかり理解することで、資金が必要な場面に適切なサービスの使い分けが可能です。
仕組みの違った他の資金調達方法と併用することも可能です。
ファクタリングの仕組みを理解し、ぜひ有効活用してください。

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