ファクタリングは全国で利用可能!業者を選ぶ判断基準や大手について解説
急な資金調達や、一時的な業績悪化にスピーディに対応できるのがファクタリングです。
地方に住んでいるから利用できないのではと、不安に思っている人もいるでしょう。
しかし、大手のファクタリング会社であれば、近くにファクタリング会社がない人でも利用可能です。
この記事は、全国で利用可能なファクタリング会社を選ぶ際の判断基準や、ファクタリング会社の大手はどのような会社かを解説します。
大手ファクタリング会社を選ぶ際のメリット、デメリットも解説するので、これから利用しようと検討している人は参考にしてみてください。
目次
全国で利用可能なファクタリング会社を選ぶ際の判断基準5つ
ファクタリングの利用を検討している際に、調べていると多くのファクタリング会社があって、どこを選べば良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。
ファクタリング会社は、手数料や買取限度額、手続き内容などが会社によって異なります。
全国で利用可能なファクタリング会社を選ぶ際の判断基準としては、下記のとおりです。
• 手数料の内訳が詳細に示されているか
• 資金調達できるまで時間はどれくらいかかるか
• 買取限度額はいくらか
• 手続きは簡単か
• 信頼できるファクタリング会社か
5つの判断基準があるので、1つずつ詳しく解説していきます。
手数料の内訳が詳細に示されているか
手数料は、ファクタリング会社の経営方針でも異なるケースがあるので、注意が必要です。
手数料には収入印紙代や登記費用などの固定費も加算されています。
しかし、経営方針によっては、ファクタリング会社が利益を多く取るために、広告費でかなりの手数料がかかっている可能性もあるのです。
手数料の内訳がどこまで詳細に示されているかをしっかり見極めましょう。
資金調達できるまで時間はどれくらいかかるか
契約してからどのくらいで資金調達ができるのかを比較検討しましょう。
ファクタリングを利用したい人の多くが、現金化までのスピードを重視しているのではないでしょうか。
入金スピードを重要視している場合は、できるだけ即日で資金調達を完了できるファクタリング会社を選んでみてください。
3社間取引は、取引先に売掛債権をファクタリング会社に売却することを通知し、同意を得なければなりません。
当然、その分の日数がかかるので、1週間〜10日ほどの時間が必要です。
2社間取引は、取引先への通知がないので、早い会社だと即日で資金調達可能です。
すぐに資金調達したい場合は、現金化できるまでのスピードが好評な全国で利用可能なファクタリング会社を利用しましょう。
買取限度額はいくらか
ファクタリング会社によって異なることの一つが、売掛債権の買取限度額です。
限度額が上限・下限ともにないファクタリング会社もあれば、下限30万円からというところもあります。
ファクタリング会社によっては、取引先一社につき100万円以上必要で、合計で数千万円ないと取り扱ってくれないケースが多いと言えます。
せっかく手数料が良い条件だったとしても、手持ちの売掛債権が限度額に満たなければ利用できません。
中小企業や個人事業主を対象としている場合は限度額がない、もしくは下限が数十万円からというファクタリング会社が多いので、自社の状況を鑑みながら検討しましょう。
手続きは簡単か
ファクタリング手続きは、これまでは対面か電話、もしくは郵送が一般的でしたが、ここ数年は手続きが簡易化してきました。
コロナウイルスの影響により、オンラインでの契約が増えてきたためです。
オンラインで手続きが完結するため、申し込みから資金調達までのやり取りが簡潔で、ほとんどがメールでのやり取りになります。
書類も直接持っていく必要がなく、ファイルをアップデートしたりメールに添付するだけなので、審査にかかる時間が対面よりも短くなります。
オンライン完結型ファクタリングなら、地方の人でも都市部にあるファクタリング会社を簡単に利用できるはずです。
全国で利用できるオンライン完結型ファクタリングは、手続きに時間や手間をかけたくない人におすすめです。
手数料も数%低くなるケースが多いので、急いでいる人ほどオンラインでできるファクタリング会社を選びましょう。
信頼できるファクタリング会社か
ファクタリング業は、通常の貸金業とは異なり、開業するための免許や登録が必要ありません。
そのため、悪徳業者が紛れ込んでいる可能性があります。
金融庁でも以下のようなアドバイスを発表しています。
「金銭の貸し借りではないため、貸金業の登録は必要ない。しかし、ファクタリング会社を装い、高額な手数料を差し引き、債権の買取代金を貸し付けている行為が発生している」
参照:金融サービス利用者相談室 : 金融庁
自身と自社を守るためにも、資本金が潤沢にある会社なのか、利用者からの評価は良いのか、契約書控えを渡してくれるのかなどをしっかりと確認しましょう。
信頼できる全国で利用可能なファクタリング会社を選ぶのが、気持ちよく取引できる秘訣です。
ファクタリング会社における大手とは?
ファクタリング会社における大手は、銀行系・ノンバンク系・独立系の3種類に分かれています。
資本金や、資金調達までの時間、売掛債権の限度額などが異なるので、それぞれを解説していきます。
銀行系ファクタリング会社
銀行系ファクタリング会社は、名前のとおり銀行と、そのグループ会社が営んでいます。
メガバンクと呼ばれている大手の銀行から、地方銀行まで、さまざまな銀行とそのグループ会社がファクタリング事業をおこなっています。
銀行系の特徴は、一般的な取引は3社間で、国際ファクタリングや保証ファクタリングなどの幅広いサービスを展開していることです。
銀行系ファクタリングは、全国に店舗があるため、比較的利用しやすいでしょう。
また、銀行ゆえに、信頼性・安心感が非常に高く、他社と比べて低い手数料が期待できます。
しかし、限度額の下限が数千万円からと高額であるケースが多く、他2種類よりも審査が厳しめです。
また、3社間取引をメインにおこなっているため、資金調達までが1〜3週間と時間がかかってしまいます。
取引先への通知もおこなってしまうので、知られたくないという人は利用を控えたほうが良いでしょう。
ノンバンク系ファクタリング会社
ノンバンク系ファクタリング会社は、銀行以外の金融機関のことを指しており、消費者金融やクレジット会社、信販会社などが該当します。
有名企業を例に挙げると、NTTファイナンスや三田証券などがファクタリング事業をおこなっています。
ノンバンク系は手数料を公開していないケースがほとんどですが、5〜25%が多く、独立系よりは少し低めが基準となっています。
また、銀行系ファクタリングではあまり取り扱っていない、医療報酬や薬剤報酬、建築などの債権に対応しているケースが大半です。
資金調達までのスピードはあまり早くなく、早くて1週間程で現金化になるので、多少余裕のある人が利用すると良いでしょう。
独立系ファクタリング会社
独立系ファクタリング会社は、上記2種類に該当しない、完全に独立しているファクタリング会社です。
限度額も数十万円からと少額で利用でき、審査から資金調達までも早い点が特徴です。
基本的には2社間取引を主に取り扱っているので、取引先にファクタリング利用を知られたくない人や、素早い資金調達を目的としている人におすすめです。
即日現金化をうたっているファクタリング会社の多くが独立系に該当します。
しかし、2社間取引は手数料が高い傾向があり、取引先や自社の信用度や債権の優良度合いによっては20%を超える可能性があります。
急いで資金調達したい人には良いですが、計画的に利用しなければなりません。
なお、独立系ファクタリング会社ではオンライン完結型ファクタリングを提供している場合が多いといえます。
全国で利用できるファクタリング会社を探しているなら、オンライン完結型に対応しているファクタリング会社がおすすめです。
全国で利用可能な大手ファクタリング会社を選ぶ3つのメリット
大手ファクタリング会社は全国で利用できますが、それ以外にも、信用度が高い・手数料が低い・大型取引に対応しているという3つのメリットが挙げられます。
それでは、全国で利用可能な大手ファクタリング会社を選ぶ3つのメリットを解説します。
信用度が高く安心して利用できる
ファクタリング会社の中には、前述したように悪徳業者が入り込んでいる可能性があります。
大手ファクタリング会社は、会社の所在地や代表者名などの情報をホームページに記載しており、取引経験や実績も数多くあります。
また、手数料の相談もしやすく、ファクターの対応も良いのがほとんどなので、初めての取引で不安がある人や、実績があるところで取引したい人は安心して利用できるでしょう。
地方の人で信用度が高いファクタリング会社を利用したいなら、全国で利用可能な業者を検討してみてください。
手数料が低い
大手ファクタリング会社は、資金が潤沢にあり、契約形態も対面とオンラインで対応しているケースがほとんどです。
そのため、手数料が低い傾向があり、相談すると数%であれば柔軟に対応してくれることもあります。
全国で利用可能なオンライン完結型ファクタリングは、手数料の負担を抑えつつ、素早い資金調達を実現できます。
ただ、大手だからといって、全ての会社・利用形態で手数料が安いわけではありません。
経営方針で高めの手数料を請求してくる場合もあるので、注意しましょう。
大型取引にも対応している
大手ファクタリング会社は、資金が潤沢であるため、大型債権の取引にも対応しています。
一般的に、資本金が大きい会社は比例して事業規模も大きく、経営が安定していると考えられます。
そのため、大手ファクタリング会社は数千万単位の大型債権にも対応できるケースがほとんどです。
資金調達に時間がなかったり、まとまった資金が必要になったりした場合は、大型取引に対応しているファクタリング会社を選択しましょう。
全国で利用可能な大手ファクタリング会社を選ぶ2つのデメリット
大手ファクタリング会社は、メリットが多くありますが、デメリットもあります。
デメリットには、審査基準や債権譲渡登記についてが挙げられます。
メリット・デメリット、どちらも理解したうえで、利用を検討しましょう。
審査基準が厳しめ
大手ファクタリングには、審査基準が厳しいというデメリットが挙げられます。
ファクタリングの利用者の中に、実在しない債権を売却する人がいるため、詐欺から会社を守るためにも審査が厳しいのです。
場合によっては提出書類が通常よりも多くなったり、取引先や自社の経営状況をくわしくヒアリングされたりします。
審査が厳しくとも、低い手数料で取引できるので、できるだけスムーズに契約できるよう、事前準備をしっかりとしておきましょう。
債権譲渡登記が必要なケースが多い
大手ファクタリング会社と取引する際、必要書類の中に「債権譲渡登記」があるケースが大半です。
債権譲渡登記とは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡されたことを証明するための書類です。
譲渡された証明ができない場合、ファクタリング会社は債権が回収不能になってしまうリスクが生じてしまいます。
多少の費用や時間がかかってしまいますが、安心して取引するために必要なものですので、しっかり用意しましょう。
もし契約書に債権譲渡契約と記載がない場合は、悪徳業者である可能性が高いといえます。
ファクタリング契約と偽り、法外な手数料を請求されることもあるので注意しましょう。
ファクタリングは全国で利用可能な資金調達方法
この記事では、全国で利用可能なファクタリング会社を選ぶ際の判断基準や、ファクタリング会社の大手について解説しました。
ファクタリングは全国で利用でき、早い場合は即日で資金調達できる方法です。
大手のファクタリング会社は、中小企業のファクタリング会社と比べても、手数料が低く、信用度が高いため安心して取引できるなどのメリットも多くあります。
大手ファクタリング会社を選ぶ時は、悪徳業者に会わないよう正しく判断し、自社のためにも迅速に資金調達しましょう。
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