【公式】ソレイユのファクタリングサービス

フリーダイヤル0120-623-624

電話でのご相談・お申込(平日10時~19時)

診療報酬ファクタリングとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

診療報酬ファクタリングとは、医療機関が受けられる資金調達方法の1つです。
資金化するのに2ヶ月から3ヶ月の時間を要する診療報酬債権ですが、ファクタリング会社に診療報酬債権を買い取ってもらうことで1週間程で資金化できます。
診療報酬ファクタリングは、審査のハードルが低くて短期間で資金化できるので、開業直後や緊急でまとまった資金が必要な医療機関におすすめの資金調達方法です。
この記事では、診療報酬ファクタリングの仕組みや特徴、利用する際の注意点について解説していきます。

診療報酬ファクタリングとは?

診療報酬ファクタリングをイメージしやすいように、ファクタリングのおさらいから始めましょう。

ファクタリングとは

売掛債権をファクタリング会社に売却して、短期間で資金化する方法をファクタリングと言います。
債権を所有している買掛会社は、売掛会社から債権の返済を請求できます。
しかし売掛会社が返済前に倒産すれば、債権を回収することはできません。
請求先から債権の未回収を防ぐことや、本来の期限よりも前に資金化をする目的でファクタリングを利用します。

2種類のファクタリング

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類が存在します。
債権を所有している買掛会社と、債権を買取るファクタリング会社の2社間でおこなう取引が2社間ファクタリングです。
2社間ファクタリングに、支払いを行う請求先が入り3社間で取引をおこなうことを3社間ファクタリングと言います。
3社間ファクタリングは請求先の会社を入れて取引をおこなうので、代金が未回収になるリスクが低い傾向にあります。
そのため、2社間ファクタリングの手数料は3〜15%ですが、3社間ファクタリングの手数料は2〜9%が相場です。
今回紹介する診療報酬ファクタリングは、手数料が少ない3社間ファクタリングでおこなうのが主流です。

診療報酬ファクタリングとは

診療報酬ファクタリングは、医療機関が診療報酬債権をファクタリング会社へ売却し、債権の支払日よりも前に資金化する方法です。
医療機関は被保険者から一部の医療費を受け取りますが、大半は診療報酬債権として国から受け取ります。
診療報酬債権を請求するのは、国保と呼ばれる「国民健康保険団体連合会」と、社保と呼ばれる「社会保険診療報酬機関」です。
債権者は国ですので、支払いが未回収になるリスクは極めて低いと言えます。
そのため、ファクタリングの中でも診療報酬ファクタリングの手数料は低くて、審査のハードルが低いのが特徴です。
診療報酬ファクタリングは「保健医療」を取り扱っている医療機関であれば、どこでも受けられます。
病院やクリニックはもちろん、調剤薬局、歯科なども利用可能です。

診療報酬ファクタリングの仕組み

申込みから資金調達までの流れを確かめることで、診療報酬ファクタリングの仕組みをイメージしやすくなります。
診療報酬ファクタリングを利用する流れは、下記のとおりです。

1. 医療機関が診療報酬債権を請求する
2. 債権譲渡契約を締結
3. 債権の買取代金が振り込まれる
4. ファクタリング会社に診療報酬が支払われる

債権を所有している医療機関からファクタリング会社に、診療報酬債権の買取を依頼するところから始まります。
申込みのあったファクタリング会社は、医療機関と連名にして、社保または国保に債権譲渡通知を発送。
契約から1週間ほどで、ファクタリング会社から買取代金が振り込まれます。
その後2ヶ月から3ヶ月ほどで、社保・国保よりファクタリング会社へ診療報酬が支払われます。
診療報酬債権の返済を待っていれば、支払いに2ヶ月から3ヶ月ほどかかりますが、診療報酬ファクタリングを利用すれば1週間ほどで資金化が可能です。

診療報酬ファクタリングのメリット

診療報酬ファクタリングのメリットは、主に次の4つです。

1. 手続きが簡単
2. 審査のハードルが低い
3. 手数料が安い
4. 融資の審査に影響がない
5. 短期間で資金化できる

診療報酬ファクタリングのメリットを理解すれば、的確な資金調達ができるでしょう。
順番に解説していきます。

メリット1.手続きが簡単

ファクタリングと銀行の融資基準は異なり、担保や連帯保証人の準備も不要で、提出書類も多くありません。
そのため、融資よりも簡単な手続きで資金化できます。
時間をかけて大量の書類を準備しても審査に通らないという事態は、銀行の融資につきものです。
確実に資金化するにはファクタリングがいいでしょう。

メリット2.審査のハードルが低い

ファクタリング会社が審査の際に見るのは、申込者の信用情報よりも、回収可能な債権であるかどうかです。
診療報酬ファクタリングは、請求社が社保や国保なので未回収になるリスクは限りなく低いでしょう。
そのため診療報酬債権があれば、基本的に取引は成立します。

メリット3.手数料が安い

ファクタリングの中でも、診療報酬ファクタリングの手数料は低い傾向にあります。
買掛会社とファクタリング会社の間で取引を行う2社間ファクタリングの手数料は、3〜15%が一般的な相場です。
対して、債権の請求先も交えて取引を行う3社間ファクタリングの手数料は、2〜9%です。
診療報酬ファクタリングは、3社間ファクタリングで取引するのが主流ですので、少ない手数料で取引をおこなえます。

メリット4.融資の審査に影響がない

借入ではないので、ファクタリングを利用しても信用情報に影響はありません。
開業や事業拡大に伴い銀行の融資を受けても、審査で不利になることはありません。

メリット5.短期間で資金化できる

国保や社保から診療報酬債権の支払いを待っていれば、全額振り込まれるのにかかる期間は2ヶ月から3ヶ月ほどです。
しかしファクタリングを利用すれば、1週間程で資金化できます。
ファクタリング会社によって資金化までにかかる日数は異なりますが、早ければ翌日に振り込まれることもあります。

診療報酬ファクタリングのデメリット

診療報酬ファクタリングのデメリットは、主に以下の2つです。

1. 債権以上の資金は調達できない
2. 手数料が引かれる

順番に紹介していきます。

デメリット1.債権以上の資金は調達できない

ファクタリングは融資ではないので、診療報酬債権以上の金額を受け取ることはできません。
事業拡大で、売上以上の金額が必要な場合は、銀行などの融資を受けるといいでしょう。

デメリット2.手数料が引かれる

2〜9%ほどの手数料を差し引かれた金額が、ファクタリング会社から振り込まれます。
手数料を引かれたくない人は、債権の支払いを待つのがいいでしょう。
また、ファクタリング会社によっては、手数料以外のコストがかかります。
更新料や審査料などが加算されることもあるので、申込み前に必要な費用を調べてからファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。

診療報酬ファクタリングがおすすめな人

メリット・デメリットを踏まえて、以下に当てはまる人は診療報酬ファクタリングの利用がおすすめです。

1. 早急に資金が必要な人
2. 医療機器を買い換える人
3. 融資を受けたいが開業して間もない人

順番に解説していきます。

早急に資金が必要な人

職員の退職金やボーナス、設備の故障や仕事上のトラブルなど、緊急でまとまった資金が必要な人は、診療報酬ファクタリングの利用がおすすめです。
ファクタリング会社に請求することで、2ヶ月から3ヶ月分の診療報酬債権を受け取れます。
ファクタリングは借入ではないので、返済の必要もありません。

医療機器を買い換える人

最新の医療機器を導入することは、医療機関にとって欠かせないことです。
ファクタリングで請求した資金で医療機器を導入すれば、顧客も増えて売上アップも期待できます。
ファクタリングで支払われた金額の使途は自由なので、工夫して利用しましょう。

融資を受けたいが開業して間もない人

開業直後は、銀行などから融資を受けづらい傾向にあるので、審査のハードルが低いファクタリングを利用するのがおすすめです。
また、個人事業主で経営している医療機関も、融資を受けづらい傾向にあります。
保健医療を取り扱っている医療機関であれば、診療報酬ファクタリングを利用できるので、積極的に活用するのがいいでしょう。

診療報酬ファクタリングの注意点

最後に、診療報酬ファクタリングを利用する際の注意点を紹介します。

債権の時効は5年間

債権が発行されてから5年以上経てば、買掛会社は発行元の会社に支払いを請求できなくなります。
また、時効を過ぎた債権はファクタリング会社へ売却できません。
診療報酬債権の請求先は国ですので時効を過ぎる可能性は少ないですが、理解しておくといいでしょう。

初回に全額は振り込まれるわけではない

掛け目制度によって、初回に振り込まれる診療報酬は全体の80%ほどです。
その後、診療報酬の支払いが確定してから残りの診療報酬が支払われるので、注意してください。

悪徳業者に注意

債権譲渡契約と見せかけて、金銭消費貸借契約を締結してくる違法業者に注意しましょう。
万が一契約してしまった場合、法外な金利を取られる危険性があります。
ファクタリング会社を探す際は、運営会社や実績を調べてから契約をするのがいいでしょう。
ファクタリング会社を利用する前に、「登録賃金業者情報入力ページ」で検索して正常な会社であるか確かめるのがおすすめです。

診療報酬ファクタリングの意味を理解しよう

この記事では、診療報酬ファクタリングの仕組みとメリット・デメリット、利用する際の注意点について紹介してきました。
手数料も少なくて、審査のハードルも低いので、まとまった資金を確保したい人におすすめの資金調達方法です。
融資を受けられないけど、まとまった資金を調達した人は、ぜひ診療報酬ファクタリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、売掛債権を保有しており、早期現金化を目的にファクタリングを利用するなら一般的なファクタリングサービスである買取型もおすすめです。
株式会社ソレイユでは、買取型ファクタリングを提供しており、最短30分で資金調達できます。
オンライン上で手続きできるため、時間をかけずにお金を得たい方におすすめです。
手数料率も1%と非常に低いため、ファクタリングで資金調達を検討している方は、ぜひソレイユへご連絡ください。

to top