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ファクタリングで黒字倒産の対策を!売掛金を過剰に保有するリスクとは?

会社の収入が支出を上回る黒字経営であったとしても、何らかの原因による資金繰りの悪化で倒産するケースがあり、それを「黒字倒産」と呼びます。
一般的に経営難である状態は「赤字経営」をイメージされがちですが、対照的な黒字経営であっても一歩間違えれば倒産リスクが十分にあるのです。
資金繰り悪化によって起こる黒字倒産ですが、対策として有効なのがファクタリングです。
ファクタリングを活用すれば、支払期日前に売掛金を現金化できるため、資金繰り改善が期待できます。
この記事では、黒字倒産が起こる原因や、防止するための対策、ファクタリングをおこなう有効性について解説します。

黒字倒産の意味

黒字倒産とは、会社経営が黒字であるにもかかわらず、キャッシュフローが悪化し倒産してしまう事態を指します。
ここでは、黒字と赤字の違いや、赤字経営でも倒産しない会社がある理由を解説します。

黒字と赤字の違い

本来、黒字とは収入が支出を上回る状態、赤字とは逆に支出が収入を上回っている状態です。
一見、赤字の状態が経営に深刻な影響を及ぼすと考えられます。
しかし、損益計算書をみれば黒字で利益が出ているにもかかわらず、なぜか現金が残らない状態となるケースがあります。
その結果、物品の仕入れ・従業員の給与・税金納付など、いろいろな支払い業務が滞り、最悪の場合は倒産してしまうのです。

赤字経営でも倒産しない会社があるのはなぜ?

赤字であっても、うまく補填を行い経営に支障の出ない会社は、主に次のような特徴があります。

• 豊富な自己資金を保有している
• 資金調達のため、いろいろな手段を講じている
• いざというとき現金化できる資産がある

自己資金とは株式会社を設立する際、発起人が現金出資した資本金です。
自己資金をいくら現金出資したかに応じて、金融機関から受け取れる融資額も変わってきます。
つまり、自己資金が多ければ、それだけ多くの融資を得られるのです。
また、金融機関から受け取れる融資だけに頼らず、有価証券・受取手形・売掛金のように、資金繰りが悪化したとき現金化が可能な資産の保有も、赤字の補填に役立ちます。

黒字倒産に陥る3つの原因

たとえ会社の収入が支出を上回る状態であっても、会社の保有する現金が枯渇してしまうと、黒字倒産に陥る可能性が出てきます。
黒字倒産に陥る主な原因は、下記の3つです。

• 過剰に売掛金を保有している
• 在庫リスクを抱えている
• 投資に失敗した

それでは、一つひとつ見ていきましょう。

過剰に売掛金を保有している

売掛金をあまりに多く保有していると、経営が厳しくなる事態も想定されます。
売掛金は会社の売上を後から回収する仕組みです。
売上はあるものの、売掛金を現金化できていなければ会社にお金は残りません。
特に資金力がない中小企業の場合、売掛金を回収するまでの期間が長いと、支払期日前に経費などの出費があるため、資金不足に陥りやすいです。
未回収の売掛金を抱えすぎると手元に現金がなくなり、資金繰りが悪化します。
売掛金をなるべく早く現金化する方法について後ほど紹介します。

在庫リスクを抱えている

品切れによる機会損失を防ぐためにも、ある程度の在庫を抱える必要はあるでしょう。
しかし、過剰在庫の状態だと現金化できていない資産が増える一方で、管理コストが増えてしまいます。
売れた分の在庫のみ費用として帳簿上に計上すると、売上はあるものの、実際にはまだ売れていない在庫分の仕入れや管理コストが生じています。
その結果、手元にある現金が不足してしまうのです。
過剰在庫に陥らないためには、在庫管理をしっかりとおこない、常に適量な在庫を保つ取り組みが大切です。
もし過剰に在庫を抱えている場合は、値引きやまとめ売りなどで早めに売り切りましょう。

投資に失敗した

事業のための設備投資に失敗したという事態も、黒字倒産の原因となる場合があります。
事業拡大のためには、生産設備の新設や生産能力の拡大、老朽化した設備の更新・補強などが必要です。
しかし、対象となる建物・機械設備へ過剰にお金をかけると、その費用を回収できなくなるリスクが生じます。
そのため、経営自体は順調であっても、会社に不足している設備をよく吟味し、より計画的な設備投資が求められます。

黒字倒産を防ぐ5つの対策

黒字倒産へ陥らないためには、会社のキャッシュフローの健全化が求められます。
黒字倒産を防ぐ対策としては、下記の5つがあります。

• 不要な在庫を処理する
• 支払サイトを再吟味する
• キャッシュフローを見直す
• 売掛金比率を低下させる
• 資金調達をおこなう

それでは、黒字倒産の対策方法を一つずつ紹介します。

不要な在庫を処理する

可能な限り在庫が発生しないような体制を整えるため、「資金繰り表」の作成をおこないましょう。
資金繰り表は、一定の区分・科目に基づき、一定期間のすべての現金収入・現金支出を分類・集計する表です。
資金繰り表を日々作成すれば、資金不足となる事態の予測が可能となります。
資金繰り表をどのように作成すればよいかわからない場合、経営コンサルティングの専門家にアドバイスを受けながら設計した方が良いでしょう。

支払サイトを再吟味する

回収サイト(期間)はなるべく短く、支払サイトはなるべく長くするのが黒字倒産を防ぐポイントです。
支払サイトとは、締め日からお金を受け取るまでの期間を指します。
回収サイト・支払サイトいずれも猶予期間は契約で設定します。
仕入れの代金支払いは長めに設定して売掛先と契約した方が無難です。
ただし、起業してすぐの会社だと、まだまだ信用力が低く有利な契約を結ぶのは難しいかもしれません。
そこで、回収の場合は前受け、支払いでは後払いや分割払いにしてもらえるよう、売掛先と粘り強く交渉しましょう。

キャッシュフローを見直す

過去の実績を分析し、会社のキャッシュフローをしっかりと確認するため、「キャッシュフロー計算書」を作成しましょう。
キャッシュフロー計算書とは、現金の増減とその理由を示す書類です。
キャッシュフロー計算書を作成すれば決算の期首にどのくらいの現金があり、期末にいくら残っているか、という現金の流れがわかります。
つまり、会社にある現時点の現金の額を把握でき、どんな支出が原因で現金不足となっているか洗い出しも可能です。
中小企業には計算書の作成が義務付けられていないものの、作成しておいた方がキャッシュフローの見直しに役立ちます。

売掛金比率を低下させる

売掛金比率を下げ、買掛金比率を上げる必要があります。
売掛金は将来に入金される予定の資産であるものの、現時点で現金化はされないので手元の資金が不足する事態も想定されます。
そのため、売掛金の取引量・決済方法の見直し、速やかに現金化できる対策を考えましょう。
それが難しい場合、買掛金の比率を上げる方法について検討します。
買掛金とは、将来の支払いが予定された負債です。
取引をする会社との契約更新の際に、買掛金比率が上げられるならば、その分だけ自分の会社に現金は残ります。
ただし、あくまで支払いの先延ばしに過ぎないので、取引する会社から負債を免除してもらえるわけではありません。

資金調達をおこなう

会社内の支出のスリム化や在庫処理、売掛金の回収期間や費用の支払いを工夫するだけではなく、つぎのような資金調達も検討してみましょう。

• 融資を申し込む
• 補助金・助成金をうまく利用する
• 売掛金を早めに売却する

資金調達で黒字倒産を防ぐ方法を3つ紹介します。

融資を申し込む

銀行で現金を借り入れ、黒字倒産を防ぎます。
銀行側は自己資金が豊富にある会社なら、それだけ多くお金を貸してくれるはずです。
そのため、株式会社は資本金1円でつくれるものの、融資を受ける場合も考慮し、なるべく現金を多く保有してから設立した方が有利です。
ただし、融資の審査に何週間もかかる場合があり、迅速な資金調達がなかなか難しい一面もあります。

補助金・助成金をうまく利用する

会社で設備投資をおこないたい場合、政府系の機構や法人が実施している補助金・助成金制度を活用し、費用負担を軽減する方法があります。
主に次のような補助金・助成金制度が設けられています。

• IT導入補助金:一般社団法人サービスデザイン推進協議会が運用し、IT導入のサポートは補助上限額3,000万円まで受け取れる制度
• 小規模事業者持続化補助金:全国商工会連合会が実施、小規模事業者等を対象に50万円~200万円の補助が受けられる制度

募集期限や条件があるため、各団体のホームページや窓口で内容をよく確認しておきましょう。

売掛金を早めに売却する

売掛金の現金化が進まない場合は「ファクタリング」という方法を検討しましょう。
ファクタリングとは、売掛金を売却し、支払日を待たずに現金が取得できる方法です。
金融庁もファクタリング利用を推奨しているほど、現在、注目を集めている資金調達方法です。
とはいえ、まだファクタリングに対して馴染みがない人も少なくないでしょう。
次は黒字倒産の対策におすすめなファクタリングについて解説します。

黒字倒産の対策におすすめなファクタリングとは?

ファクタリングは売掛金をファクタリング会社に売却し、支払期日前に現金化する方法です。
なお、ファクタリングをおこなう際は手数料(1%〜20%程度)かかるものの、迅速な資金調達が期待できます。
ファクタリングには、下記のような特徴があります。

• キャッシュフローを改善できる
• 売掛金比率を下げられる
• 審査結果が自社の経営状況に左右されにくい

それでは、黒字倒産の対策としてファクタリングがおすすめな理由を見てみましょう。

キャッシュフローを改善できる

ファクタリングで売掛金を売却できるスピードは非常に早く、最短で即日の現金化が可能です。
ファクタリングを利用すれば、支払サイトの短縮化が可能なため、会社のキャッシュフローを迅速に改善できます。
支払期日まで資金繰りが厳しい場合や、一刻も早くお金が欲しい場合には、ファクタリングは有効な手段です。
円滑に現金を物品の仕入れや従業員の給与、税金納付などに回せて黒字倒産を回避できるはずです。

売掛金比率を下げられる

過剰に売掛金を保有している場合、ファクタリングを利用すれば売掛金比率を下げられます。
自社とファクタリング会社の2社間で取引する場合、売掛先に通知されないので、内密に資金調達が可能です。
ファクタリングなら、売掛先や周囲に資金繰りの悪化を悟られず、安全に売掛金比率が減らせます。
複数の売掛債権がある場合、1社のファクタリング会社にまとめて売却できるため、売掛債権回収率を上げたい場合にもファクタリングを検討してみてください。

審査結果が自社の経営状況に左右されにくい

ファクタリングでは迅速な売掛金の現金化ができ、審査も銀行の融資ほど厳しくありません。
また、ファクタリングを申し込む際に担保も保証人も不要です。

ファクタリングの審査基準は主に次の項目があげられます。

• 売掛先の信用力:売掛先に支払い能力があるか否かを審査
• ファクタリングを申し込んだ会社の信用力:経営状況が良い会社なら有利
• 売掛金の支払サイト:支払い期日が短いほど支払われる可能性が高く有利
• 取引期間:売掛先の会社と取引期間が長ければ、安定して売掛金を回収できる可能性が高く有利
• 利用金額の大きさ:会社の規模に比して売掛金が多いと判断されると不利
• 継続的な売掛金か:長期間安定して発生する売掛金ならば審査に有利

会社の業績の有無は、審査にあまり大きな影響を及ぼしません。
ただし、経営状況が良ければ、それだけ審査に有利となります。
ファクタリングを申し込んだ会社も、売掛先の会社も、資産を差し押さえられるおそれがなく、信用度が高ければ、問題なくファクタリングは利用可能です。

ファクタリングで黒字倒産を未然に防ごう

この記事では、黒字倒産が起こる原因や、防止するための対策、ファクタリングがおすすめな理由を解説しました。
ファクタリングを利用すれば、売掛先の支払いを待ったり、銀行に融資を申し込んだりするより早く、売掛債権の現金化が可能です。
ただし、ファクタリング会社の中にはファクタリングを装う闇金業者も少なからず存在するため注意が必要です。
ファクタリング会社をホームページなどで確認し、不審な点がないかをよく調べたうえで、申し込みをした方が良いでしょう。
ソレイユでは、手数料1%〜でありながら最短30分でのファクタリング利用が可能です。
10万円から売掛金を買い取っているため、小規模な資金調達がしたい方も利用しやすいでしょう。
ファクタリングで資金調達したい方は、ぜひソレイユにご相談ください。

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