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ファクタリングによるバランスシートへの影響とは?オフバランスの仕組みを解説

企業の経営状況を見る指標は複数ありますが、なかでも経営状況を詳しく把握できるのは決算書になります。
決算書の中のバランスシート(BS:貸借対照表)は、会社の資金や借入などの資産状況を明らかにする資料です。
金融機関から融資を受ける際は、バランスシートの内容を見られるため、できるだけ負債を減らしておきたいと考える経営者も多いでしょう。
バランスシートを改善する方法の代表的な方法にはオフバランスがあります。
オフバランスをする複数の方法の1つがファクタリングです。
この記事は、ファクタリングによるバランスシートへの影響を詳しく解説します。

バランスシートとは?

バランスシートは、原則各事業年度の末日における会社の財務状況や財政状況を表す書類で、決算書の一種になります。
バランスシートの構成は、借方(表左)と貸方(表右)からなっています。
借方には「資産」が、貸方には「負債」と「純資産」が記載されていて、借方と貸方は必ず一致するようになっています。

良いバランスシートのポイント

良いバランスシートのポイントは、資産と負債で資産が多いという点になります。
将来の収入源である資産が、将来の支出になる負債より多い状態を示します。
分かりやすく個人で言えば、給与が増えて貯蓄も増えていき生活費や借金など(負債)を上回っている財務的に安心の状態です。

悪いバランスシートのポイント

悪いバランスシートは先ほどと逆の状態で、資産より負債が多い状態です。
収入源より支出が多くなっている状態になります。資産より負債が大きいその程度が悪化状態を示しています。
個人で言えば、給与が下がり現金がなくなりかけているのに、生活費は引き続きかかり続け借金が増えていくという財務的に苦しい状態です。

バランスシートが良いとどうなる?

バランスシートは、会社経営の中の財務運営の結果を示しています。
そのため、上場企業であれば株価などに影響してくるなどの直接的な影響があります。
一方で、中小企業などはバランスシートが悪いだけで、経営や事業運営に直接的な影響はありません。
テストの点が悪く通信簿の評価が低いからと言って、普段の生活に影響がないのと同じです。
ただし、バランスシートは良化させておくと多くのメリットがあります。事業経営を安定化させるためには、必須とも言えます。

経営が上手くなる

バランスシートを良くする行動は、財務状況を良くする活動と同義です。財務状況が良い=資金繰りが安定して資産運用がうまくいっている状態になります。
直近の支払いをしなければいけない(流動負債)をしっかりと支払いできるだけの現金や売掛金など(流動資産)があれば、資金繰りが短期では安定した状態といえます。
資産運用が上手くいっている状態は、調達した資産である負債以上に調達したお金を元にして得られた資産が多くなっている状態です。
つまり、バランスシートを良くする活動は、資金繰りを安定させ資産運用を上手くする経営における重要な意味があります。

取引先に好印象

経営が上手ければ、取引先にも好印象を得られます。
取引先は、資金調達を受けている銀行などの金融機関から商売の仕入れ先や販売先などを含みますが、全ての取引先は相手企業の経営状況を気にしているといえます。
そのため、新規取引をおこなう際には直近2期分から3期分の決算書の提出依頼をする企業が一般的です。
継続して取引する場合には、毎期の決算書の提出を求められる場合もあります。
バランスシートを含んだ決算書が良ければ取引先に好印象になります。
逆に決算書やバランスシートが悪ければ、取引にマイナスの影響が出るケースも少なくありません。

ファクタリングによるバランスシートへの影響

バランスシートを良化させる方法の1つが、オフバランスになります。
ファクタリングを活用すると、オフバランスができます。
ファクタリングは、売掛金を早期に現金化したいというニーズに応えられるサービスです。しかしファクタリングは、それだけではありません。
ファクタリングでオフバランスをすれば、バランスシートの改善につながります。

オフバランスとは?

オフバランスは「簿外取引」といい、バランスシートに計上されない取引になります。
資産の保有と利用を分けて、資産を持たないようにする財務手法です。
資産を保有しないようにしていくとオフバランスが進みます。
たとえば、事業で利用する自動車などを購入するのではなく、レンタルやリースを活用するのがオフバランスです。
一般的なオフバランスは、所有している自社ビルなどの不動産を売却して、再び賃貸で利用する方法などがあります。
不動産を売却すれば固定資産である不動産資産がなくなり、現金などの流動資産が増えます。
その上で、自社ビルを売却相手から賃貸で借ります。
そうすると、所有がなくなり利用が続くのでオフバランスになります。

ファクタリングによるオフバランスのやり方

不動産のオフバランスは、簡単ではありません。
しかし、売掛金ファクタリングによる資金調達のオフバランスは簡単です。
ファクタリングサービスの利用自体が、資金調達をするうえでオフバランスになっています。
ファクタリングは融資と異なり、お金の借入ではなく売掛金の売買サービスです。
ファクタリングを利用すると、バランスシート上の売掛金が減り、現金や普通預金が増えます。
増えた現金や普通預金を借入金の返済に充てれば、バランスシートのスリム化が可能です。

ファクタリングでバランスシートをスリム化するメリット

ファクタリングによるオフバランスは、バランスシートの改善に有効な方法です。
売掛金があることが前提にはなりますが、比較的簡単なオフバランス方法になります。
ファクタリング自体は、さまざまな事業者が提供しているサービスになり、借入などの資金調達と比較して利用のハードルは高くありません。
売掛先の企業の信用によって手数料が変わってきますが、利用を断られる場合は少ないと言えます。
そのため、ファクタリングによるオフバランスのメリットとデメリットを理解してから決断すれば、簡単かつ早期に着手できます。

借入せずに現金を増やせる

借入をすると、その分資産が増えます。
一方で、ファクタリングは売掛金が現金に変わるだけなので資産は増えません。
資産が増えることが一概に悪いわけではありません。
しかし、バランスシートを意識して現金を増やす方法を比較する場合には、借入よりファクタリングのメリットが大きくなります。

前向きな融資や投資に有利

バランスシートが改善すると、総資産利益率(ROA)が改善します。
総資産利益率は、資産を使ってどのくらい効率的に利益を上げているかを示す経営指標です。
利益が同じ場合には、資産が少ない方が総資産利益率は向上するため、オフバランスを行うと総資産利益率は良化します。
総資産利益率が高い企業は、利益を上げる能力が高いため融資先や投資先として見たときに優位になります。

健全な経営ができる

ファクタリングによるオフバランスをすれば資金効率が改善できます。
売掛金は将来得られる現金ではありますが、手元になければ活用できません。
企業は資金を活用して事業活動をしているので、使える資金が多ければその分事業活動を広げられます。
また、手元に現金があれば、急な出費にも対応ができます。
売掛金より現金を持っておく方が経営は健全化するといえるでしょう。

ファクタリングでバランスシートをスリム化するメリット

ファクタリングによるオフバランスのデメリットは、コストが掛かるという点です。
ファクタリングには、手数料が発生します。手数料の相場は3社間ファクタリングは1〜9%で、2社間ファクタリングは10〜20%になります。
たとえば、500万円の売掛金をファクタリングを利用した場合3社間ファクタリングでは5万円〜45万円、2社間では50万円〜100万円と高額になります。
そのため、オフバランスが目的よりオフバランスをした後の資金調達などで得られる利益なども考慮した選択が必要です。

ファクタリングでバランスシートを綺麗にしよう

この記事では、ファクタリングによるオフバランスについて解説しました。
ファクタリングには、資金調達だけでなくオフバランスによるバランスシートの改善の効果があります。
バランスシートの改善は、経営効率が改善され健全経営につながることが期待できます。
単なる資金調達だけでなく、オフバランスを目的としてファクタリングを利用してみるのも良いでしょう。
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