【公式】ソレイユのファクタリングサービス

フリーダイヤル0120-623-624

電話でのご相談・お申込(平日10時~19時)

3社間ファクタリングとは?おすすめの利用シーン・利用時の注意点など解説

多数種類のあるファクタリング 「3社間ファクタリング」についてご存知でしょうか。
3社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社と取引先の3社で契約を締結する資金調達方法です。
「2社間ファクタリングと何が違うの?」
「3社間ファクタリングはどんな人が利用するの?」
と疑問に思っている方、いるのではないでしょうか。

資金調達をするにあたって、銀行融資などの審査に通らず困っている方に3社間ファクタリングはおすすめです。
3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社と取引先で契約をする際に取引先から債権譲渡をする承諾が必要となってきます。
そのため取引先に通知が送られるので当然取引先には知られます。
このような3社間ファクタリングについて、メリット・デメリット、2社間ファクタリングとの大きな違いなどを含め本稿では解説していきます。

3社間ファクタリングとは

そもそもファクタリングとは、取引先の会社と取引した際に発生する売掛債権をファクタリング会社に売却し、買い取ってもらうことで現金化することができ、資金調達ができるサービスです。
3社間ファクタリングとは、ファクタリングを利用者とファクタリング会社と取引先の3社で契約を締結します。

前述にもある通り、3社間ファクタリングは取引先も参加するため取引先に知られることが前提です。取引先にファクタリングの利用を知られることで今後の取引に悪影響を及ぼす可能性があります。2社間ファクタリングと3社間ファクタリングを選ぶ際のポイントとも言えるでしょう。
取引先から債権譲渡をすることの承諾が無いとファクタリングを受けることは不可能となります。
3社間で契約を行うため取引先からの承諾をいただく手間も含め、2社間に比べて現金化するまでに時間がかかってしまいます。最低でも1週間以上かかることを理解しておきましょう。

3社間ファクタリングの流れ

3社間ファクタリングを利用した際の流れを下記に記載します。

1.売掛金の発生
2.取引先と利用者の間に発生した売掛の債権をファクタリング会社に譲渡
3.利用者が取引先へ売掛債権譲渡の通知をし、承諾をもらった上でファクタリング会社と契約
4.ファクタリング会社から手数料を引いた買取代金を利用者が得る
5.ファクタリング会社から取引先へ売掛金の支払いを通知する
6.入金日に取引先から直接ファクタリング会社へ売掛金額を支払う

3社間ファクタリングは、取引先へ売掛債権譲渡の通知をし、承諾を得ないとファクタリングの契約をすることはできません。通知をすると共にファクタリングを利用することが取引先へ知られます。
ファクタリングに理解のない取引先の場合、「経営状況がよくないのでは」と不安を抱かせてしまう可能性もあります。
取引先との今後のやりとりを考えると悪印象を与えたくないですよね。
取引先へ知られたくない方は3社間ファクタリングは不向きです。2社間ファクタリングが適当でしょう。

2社間ファクタリングと同様に3社間ファクタリングは売掛金が発生していないと利用することができません。
3社間ファクタリングは取引先から直接ファクタリング会社に支払いを行うため、利用者の手間が省けます。

3社間ファクタリングの手数料

3社間ファクタリングは2社間ファクタリングよりも手数料が安いことが特徴です。
3社間ファクタリングの買取手数料の相場は1~9%と言われています。2社間ファクタリングの買取手数料の相場は10~30%と言われています。
手数料だけでも圧倒的な差がありますね。
3社間ファクタリングは取引先も契約時に参加します。仮に未払いでもファクタリング会社から直接取引先に支払い催促や代金の回収を行うことができるので、売掛金回収不能リスクが低く手数料が安くなっています。
手数料をどれだけ安く抑えるかによって、利用者の資金をどれだけ増やせるか、ということになります。

3社間ファクタリングのメリット

3社間ファクタリングのメリットは以下の4つです。
・手数料が安い
・審査に通りやすい
・大手や銀行などの取り扱いがある
・個人事業主でも利用可能

手数料が安い

3社間ファクタリングは2社間ファクタリングに比べ、手数料が安いです。
上記にもある通り、ファクタリング会社から直接売掛金を回収することが可能なため取引先が関与しない2社間ファクタリングより売掛金の未回収リスクが軽減されるので手数料が安いです。
(3社間ファクタリングの買取手数料の相場は1~9%・2社間ファクタリングの買取手数料の相場は10~30%)

審査に通りやすい

3社間ファクタリングの支払いは「利用者→ファクタリング会社」ではなく「取引先→ファクタリング会社」です。
2社間ファクタリングだと取引先からの入金を持ち逃げ、ファクタリング会社へ支払いをしない未回収リスクを伴いますが、3社間ファクタリングの場合は、このような心配がほとんどありません。
よって2社間ファクタリングに比べて審査に通過しやすいといえます。

主な審査対象が利用者ではなく取引先になることで、利用者自身に信用問題があっても3社間ファクタリングの審査に直接関係する可能性はほぼないと言われています。
利用者から未来の売掛債権を買い取っているため、審査対象は利用者ではなく利用者の取引先となります。また取引先との継続的なやりとりや取引先からの入金がきちんとされているかどうかなどが審査の対象となっています。

大手や銀行などの取り扱いがある

3社間ファクタリングは大手のファクタリング会社や銀行などでも取り扱いがあります。
2社間ファクタリングは取り扱っているファクタリング会社が限られるので、限られたファクタリング会社から選ばなければなりません。
3社間ファクタリングだと大手のファクタリング会社や銀行も取り扱っているため、安心して利用でき、さらに多数のファクタリング会社が存在するのでファクタリング会社を選ぶ際の選択肢が増えます。

個人事業主でも利用可能

2社間ファクタリングでは、債権譲渡登記が必要なため債権譲渡登記ができない個人事業主の利用はできないファクタリング会社が中には存在します。
3社間ファクタリングは、取引先の債権譲渡の承諾があるため債権譲渡登記が必要ないのです。
たとえ個人事業主であっても、売掛債権さえあればファクタリングの利用は可能となっています。

3社間ファクタリングのデメリット

メリットがある限りデメリットもセットでついてきます。
3社間ファクタリングのデメリットは以下の2つです。
・資金調達までが遅い
・売掛先に知られてしまう
3社間ファクタリングのデメリットについて解説していきます。

資金調達までが遅い

3社間ファクタリングは取引先からの承諾が必要なため、資金調達までに時間がかかります。3社間で行うため2社間に比べて現金化するまでに時間がかかってしまいます。最低でも1週間以上かかることを理解しておきましょう。
すぐに資金調達をする必要がある場合には、3社間ファクタリングではなく2社間ファクタリングを利用すると良いでしょう。

3社間ファクタリングはどのような人におすすめ?

何度も言うようですが、3社間ファクタリングは取引先に通知をし承諾を得ないとファクタリングを利用できないため、取引先には知られます。
「資金調達をする会社と取引しても大丈夫なのか」と取引先に思われ、今後の取引に悪影響を及ぼすこともなきにしもあらずです。通知より先に利用者から一報連絡をし利用目的など伝えておけば、取引先が通知を受けた時の印象は違うと思います。
中には長年の取引をしていて、信頼関係を築けている方は今後の取引に悪影響になることが少ないと思います。
よって、取引先に知られても大丈夫な方は手数料もやすいので3社間ファクタリングをおすすめします。

また、資金調達に時間がかかっても問題ない方は3社間ファクタリングがおすすめです。3社間ファクタリングは最低でも1週間~なので即日で資金調達が必要な方は2社間ファクタリングを利用すると資金調達が早く行えます。
売掛金額が大きい方は手数料の安い3社間ファクタリングをおすすめします。2社間ファクタリングだと、手数料が高いため調達できる資金が大幅に少なくなる可能性もあります。
上記を踏まえ、急ぎではなく手数料を安く抑えたいのであれば3社間ファクタリングがおすすめです。

3社間ファクタリング利用時の注意点

3社間ファクタリングは取引先に通知が送られます。
極端に言えば通知によって資金調達をしないと資金繰りが安定していないと思われる可能性もゼロではないため、取引先との今後のやりとりに悪影響を及ぼし兼ねません。
取引先に知られても良い関係や、利用者自身から一報連絡をするなどが重要になってきます。一報連絡をする際にどんなファクタリング会社かを伝えておくと悪徳業者ではないと取引先が安心できる材料となります。スムーズに取引先からの承諾を得るためにも最善を尽くしておきましょう。

3社間ファクタリングのまとめ

この記事では、「2社間ファクタリング」と比較を交えながら「3社間ファクタリング」について解説してきました。
3社間ファクタリングは手数料をかなり抑えることができ、審査も通りやすいので資金調達が急ぎでない場合には3社間ファクタリングを利用すると良いでしょう。
ここでもう一度メリット・デメリット注意点をまとめておきます。

3社間ファクタリングのメリットとして
・手数料が安い
・審査に通りやすい
・大手や銀行などの取り扱いがある
・個人事業主でも利用可能
上記の4つを挙げました。

手数料が安いことは経営していく中でありがたいことだと思います。
ですがメリットばかりではありません。

3社間ファクタリングのデメリットとして
・資金調達までが遅い
・売掛先に知られてしまう
上記の2つを挙げました。

3社間ファクタリングの利用時の注意点でも挙げましたが、売掛先に知られてしまうことはリスクなことであるため、2社間ファクタリングを利用すべきなのか3社間ファクタリングを利用すべきなのかしっかり検討することが重要です。
1つの資金調達方法として3社間ファクタリングを頭に入れ、資金繰りの安定を図りましょう。

to top